マンション売却にかかる減価償却費とは？詳しく解説します！
マンション売却時にかかる減価償却費についてご存じでしょうか。
マンション売却をお考えの方の中には、聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
しかし、減価償却について詳しくはわからないという方も多いです。
そこで今回は、マンション売却をお考えの方の方へ向け減価償却費について解説いたします。
□減価償却費とは？
減価償却費という言葉をご存じでしょうか。
まず、減価償却費が何かわからないという方へ向け、詳しくご説明いたします。
減価償却費とは、一言で言うと建物の劣化を表す費用です。
マンションなどの建物は、時間とともに価値が減少します。
マンションの取得費用を一定年数に分けて必要経費にしたものを減価償却といいます。
この経費のことを減価償却費といいます。
不動産の場合、建物が減価償却資産となります。
土地は年月を経ても価値が減らないため、減価償却の対象外です。
この減価償却は、マンション売却をした翌年の確定申告で譲渡所得を計算するまでにする必要があります。
譲渡所得がない場合や、マイナスである譲渡損益が出る場合は確定申告の義務が必要ありません。
減価償却の計算は、売主が行います。
計算方法を理解できれば該当の数字を当てはめるだけなので、難しいものではありません。
□不動産物件の減価償却費は節税に必要！
上記でご紹介したように、減価償却費は売却して利益が出た場合や賃貸を運営している場合に計算する必要があります。
例えば、所有しているマンションを買った時よりも高い値段で売れた場合、譲渡所得と呼ばれる売却益が発生します。
この譲渡所得は所得税の課税対象となり、確定申告が必要です。
また、賃貸物件を所有している場合は、月々の賃料収入が所得税の課税対象となります。
確定申告時には、部屋のクリーニング費用や管理費などの賃料収入から差し引けます。
それに加えてマンションの建物部分の減価償却費も経費として計算できます。
この経費が多いほど収入が減るため、かかる税額も減らせます。
減価償却費の算出方法を押さえておくことで、収支のバランスも計算しやすくなります。
これによって、いつ売却を行うかの見極めや節税などに役立ちます。
□まとめ
今回は、マンション売却における減価償却費についてご紹介しました。
減価償却費は建物の劣化を表す費用のことで、うまく活用することで節税対策にもなります。
マンション売却の減価償却について疑問をお持ちの方はぜひ一度当社にご相談ください。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
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