足音や楽器などの騒音問題があるマンションを売却したい方へ!高く売るコツを紹介!
「足音や楽器などの騒音が気になるマンションを売りたいが売主に伝えるか迷う」と悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
騒音が原因で売れないと不安になるでしょう。
今回は騒音のあるマンションについて解説します。
□騒音を隠すかについて
結論から申し上げると、騒音問題を買主に伝える義務はありません。
そう聞くと、より売りやすくするためには伝えない方が良い、と考える方もいるでしょう。
しかし、訴訟のリスクは残ります。
騒音問題について売主が知っておきながらも伝えず、買主がその問題で困っている場合、買主が訴訟を起こす可能性があります。
訴訟まで発展すれば、損害賠償を支払うリスクが高くなります。
そのため、売主である自分が気になっている場合は伝えると良いでしょう。
□高く売る方法について
騒音問題を伝えると、高く売れるのか心配になる方がいらっしゃるでしょう。
ここでは、騒音問題のあるマンションを高く売る方法を3つ紹介します。
*値引き前提の価格にする
騒音問題があると、買主側からの価格交渉が厳しくなる場合が多いです。
そのため、売主は最初の値段設定の段階で、値引きされる前提での価格準備が大切です。
仮に2400万円で売りに出す予定のマンションを2450万円で売りに出せば、50万円の値引きに対応できます。
また、買主側が値引きを承諾して購入した場合、住み始めてから問題が気になっても交渉しづらくなり、トラブルのリスクヘッジにつながるでしょう。
*防音対策を行う
次の方法は、物理的に防音対策を行うことです。
例としては、壁に吸音材入りクッションを貼るワンタッチ防音壁、外部からの音を吸収する防音カーテン、窓の隙間を埋めるシールテープなどが挙げられます。
これらを利用して実際に音が小さくなった場合、買主に体感してもらうのも良いでしょう。
*注意事項をまとめておく
騒音を注意事項にまとめておき、わかりやすくするのも方法の1つです。
「騒音の種類」「うるさい時間帯」「過去のトラブル」などです。
例えば、平日の昼間だけ上の階から騒音がする場合、平日の昼間に会社で働いている人にとっては問題にはならないでしょう。
また、子供の足音がうるさい場合でも、同じ子供がいる家庭であれば、お互い許しあえる関係になるでしょう。
これらのトラブルや音がする時間帯を明確にしておくことで、より高く売ることにつながります。
□まとめ
今回は、マンションの騒音問題を解説しました。
騒音問題のあるマンションを売るときに伝達義務はありません。
しかし、伝えなかったことによる訴訟リスクが残るため、できる限り伝えたほうが良いでしょう。
また、マンションを売り出すときには、値引き前提の価格設定が大切です。
防音対策や注意事項の伝達を行うことで、できるだけトラブルに発展しないようにして、マンションを売り出していくと良いでしょう。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
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