マンションはローン返済中でも売却できるのか解説します！

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2020.09.08 不動産ブログ

マンションをお持ちの方の中には、ローン返済中だけど売却をしたいと思っている方がもいらっしゃると思います。
そこで今回は、ローン返済中でもマンションは売却できるのかについて紹介します。

□ローン返済時でもマンションの売却は可能？

マンションを売却する多くの方がローンの残積が残っている状態で売却します。
住宅ローンが残っている状態での売却は可能ですが、マンションを売却して不動産登記の名義変更を行うためには、抵当権の抹消手続きが必要となります。
売却代金がローンの残積を上回っているか、下回っているかで売却の方法が異なるため、注意が必要です。

＊マンションの売却額がローンの残積を上回る場合
ローンを完済することで、抵当権は抹消されます。
マンションの売却額がローンの残債を上回っている場合は、ローンを完済し抵当権を外すことが可能です。

＊マンションの売却額がローンの残積を下回る場合
中にはマンションの売却額が、ローンの残積を下回るという方もいらっしゃるでしょう。
この場合、差額を別に用意してローンを一括で完済し、抵当権を外す必要があります。

このように売却を考える際は、マンションがどのくらいの価格で売却できそうか、その予想価格でローンの残りが完済できそうかについて考える必要があるでしょう。
まずは不動産会社やサイトのシミュレーションを利用して、該当する物件の相場をチェックしてみましょう。

□自己資金が用意できない場合はどうするのが良い？

次の家を購入する方で、自己資金が用意できないという方は、新たなローンを組むという手があります。
これは、「住み替えローン」と呼ばれている方法で、次の家を購入する場合に使えます。
新居を購入するローンに前の家のローンを上乗せするという方法です。
こちらを利用する場合は、今の物件の売却を進めながら、それと並行して新居の購入について決めていく必要があるため、決済やローンの審査、売買の手続き、買主や金融機関とのスケジュールなどの予定を調整しながら進めていく必要があるでしょう。
さらに、新居の購入ローンに上乗せできる金額には上限が設けられていたり、審査の条件が厳しくなる場合があるため、信頼できる不動産業者の方と相談することをお勧めします。