任意売却に出した家を身内に買ってもらうことは可能かご説明します！

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2022.12.01 不動産ブログ

「任意売却に出した家を身内に買ってもらえないかな」
今回は、上記のようにお考えの方に向けて、任意売却に出した物件を身内に買ってもらう方法は有効かご説明します。
任意売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□身内による任意売却は可能？

住宅ローンの返済が困難になり、任意売却を検討している方の中に、「できればマイホームを手放したくない」とお考えの方は少なくないと思います。
結論から申し上げますと、身内での任意売買は可能です。
実際、任意売却に出した不動産を身内に買い取ってもらいたい、買い取りたいというニーズは多いです。

しかし、金融機関の多くはそのような場合に住宅ローンを融資しません。
そのため、購入する場合は購入金額のすべてを現金で用意する必要があります。

□任意売却に出した物件を身内で売買するのは難しい！

身内がまとまった現金をすぐに用意できる場合は、それほど大きな問題はありません。
しかし、融資が必要となるケースの方が多いです。
先述した通り、身内で売買する場合、金融機関の大半は住宅ローンの融資を認めません。

これは、金融機関とローン保証会社との保証契約の中に、以下のような夫婦間や親子間の不動産売買には融資しない、という条項があるためです。
・貸付対象物件の売主が申し込み本人の配偶者、親、子のいずれかである場合、保証の対象とならない

自宅売却と偽って、金利の安い住宅ローンでお金を借りて、別の用途に使われる等を防ぐため上記のような契約が定められています。

任意売却に出した家を身内に買い取ってもらう以外の方法としては、リースバックがあります。
リースバックの場合、所有権はなくなりますが、賃貸として自宅にそのまま住めるというメリットがあります。
ローンを完済し経済的に立ち直った後であれば、自宅も買い戻せます。
ローンを滞納してしまっている方で、「マイホームを手放したくない」とお考えの方は、ぜひ検討してみてください。